バレーボールは人気のあるスポーツ
アメリカでレクリエーションスポーツとして誕生したバレーボールは女性でも安心して運動できる接触のないスポーツとして人気になりました。
バスケット全盛の1895年に誕生したバレーボールは女性も子供も気軽にできるスポーツとして世界に広まったのです。
日本には1908年に紹介され湯治は16人が1チームという状態で行われていたといいます。
その後、9人製、6人製となり現在は9人制と6人制が定着しているようです。
ママさんバレーなどは9人制で行うことが多く、各都道府県の代表が競う大会などもありバレーは国民的に人気のあるスポーツとなっています。
バレーボールはどういうルール?
2つのチームがネットをはさみ1つのボールを打ち合います。
ボールが床に落ちないように3回以内で相手のコートに返球するというルールです。
現在はラリーポイント制が導入され、サービス権がなくてもラリーに勝てば点数が入ります。
先に25点先取した方が1セットを勝ち取り、5セットマッチと3セットマッチいずれかの競技です。
5セットマッチの場合には3セット先取で勝利、3セットマッチの場合には2セット先取で勝利となります。
5セットマッチの場合で5セットまでもつれ込んだ時には、先に15点先取した方が勝利です。
25点の場合、24対24でデュース、15点の場合は14対14でデュース、いずれかが先に2点差をつけることで勝利となります。
バレーボールはどんな健康効果がある?
ジャンプ、ダッシュ、ステップ、それにスクワットの姿勢をとるバレーボールは全身運動となりますし、関節を駆使するスポーツです。
股関節や膝関節の屈伸をくり返し行うので、筋力もつきますし持久力も必要となります。
短時間で終わるスポーツではないので、一定時間こうした運動を行うことで心拍数が上がるので持久力をつけるためにも有効なスポーツです。
また骨粗しょう症予防に骨の運動となるバレーボールは効果的といわれています。
シャンプして着地、この運動をくり返し行うので骨の吸収や骨の生成を促すのです。
バレーボールは中等度強度のスポーツ、注意点は?
体力がある程度必要となるスポーツなので、自分の筋力、持久力を考慮した運動量でバレーを行う必要があります。
またジャンプ、ストップなど関節を動かす競技となるので、関節に負担がかかりやすく、またジャンプの後の着地で捻挫もしやすいスポーツです。
捻挫の他にも前十字靭帯損傷など膝の故障が多いことでも知られていますし、腰の慢性痛に悩む選手も少なくありません。
肩、腕などを傷めることもあるので、筋力を養うことと正しいフォームを見につけることも重要です。
ママさんバレーを楽しむ人たちは無理をしないこと、十分に練習を行いウォーミングアップ、クールダウンもしっかり行うことが必要となります。
大けがをすることもあるので、自分の筋力や体力を過信しないことが必要です。