趣味と実益も兼ねられる「男のそば打ち」
お父さんたちが定年後の趣味として選ぶことが多いそば打ちは、定年前、男の趣味として楽しむ人も多くなっています。
そば打ちは非常に奥が深く、研究すればするほどうまくなる!ということもあるので、のめり込みはじめるとそば打ちを本食としたくなることも理解できるといわれるくらいに、奥深い趣味のようです。
手打ちそばは何といってもそのこしの強さが魅力といいますが、そば以外にも出汁に凝る人もいますし、器に凝る人もいます。
女性よりも力の強い男性が作るそばはうまいともいわれますし、将来の趣味として今からそば打ちを学ぶこともおすすめです。
そば打ちの道具は意外にシンプル
そば打ちの道具は結構シンプルで大きなボール、そば切り包丁、まな板、こま板、打ち粉、刷り毛など少ない道具で始められます。
ただし道具に凝る人はこの道具にお金をかける人もいて、ボールではなくそばをこねるための専門用具を利用する方も少なくないようです。
男は物にお金をかけるということもあり、家にあるもので・・というよりも全て揃えてそば打ちに打ち込むという人も多くなっています。
そばをおいしく打てるようになったら、ホームパーティでその腕前を披露するなど、楽しみが広がるのです。
そば打ちの手順、加水からコネ
最近はそば打ち教室などもあり、習う所でそばの分量が違うと思います。
そば粉の種類によって8.5:1.5という感じで種類の違うそば粉を合わせることもあり、次第に独自のブレンドで作るということもできるようになるようです。
二八そばの場合、そば粉と小麦粉の割合を8:2にして混ぜます。
500gうつ場合はボールに400gのそば粉を入れてそこに小麦粉を100g入れて粉の状態からよく混ぜて始めるのがポイントです。
最初の加水は多めに、粉を散らすようにしながら水を含ませ少しずつ加水してひとまとめにしていきます。
粉をばらばらにするようなイメージで加水をくり返し、塊がいくつか出てきたらまな板に移しコネの開始です。
体重をかけてしっかりこねていくとつやつやしてきます。
つやが出てきたらコネの完了、打ち粉をたっぷりをかけて「地のし」を行い、体重をかけて手のひらで押してのし棒で均等の厚みにしてから四つだし、そこからさらに均等に伸ばし、再度に打ち粉をしてたたみ切ってそばの完成です。
教室でまずは基本を学ぶ
手打ちそば教室などが多くなっていますので、まず基本を教室などでしっかり学ぶ方がそば打ちをより楽しむことができるようになります。
基本を理解してから、つゆを研究したり、自分なりのそば粉のブレンドを楽しんだり、人に振る舞うなど楽しみましょう。
基本がしっかりしていれば、そば打ちは色々とたのしむことができます。
季節に応じて茶そばを楽しんだり、つゆを工夫してみたり、色々な楽しみがあるのがそば打ちの醍醐味です。